月明かりの下で

月を追いかけても
どこまでも逃げていく
幸せはそれとよく似ている

だから人間が古来より残してきた
代表的な言葉のひとつにはこうある

「なにかをつかんでも砂のように崩れ去る」

あのことを手にしたら幸せになれると
思っていたのにそうではなかったわけで
むしろ出会いも持ち物も
それをものにするまでが楽しかった

そんなことに気づいたりもする

もちろんその人やその物事
その実現がそばにあるいまも
「ずっと楽しい」と感じられることもあるだろう

ならばあなたは
砂ではなく本当の幸せをつかんでいるんだ

 

幸せになれる唯一の方法

しかしいったいどうやって
逃げていく月をつかんだのだろうか?

幸せでありたいと思うほど
そうでない物足りなさや
なんだか不幸な出来事が
頻繁に起きてくるような気さえする

これではいつまでたっても幸せになれないね

じゃあどうするのか

それは手を伸ばせば逃げていくのだから
その「真反対」にあればいいんだ

つまり幸せになる唯一の方法は
幸せになることを目的にするのではなく
むしろ幸せ以外のもの
人生の目的にすることにあるんだ

 

不思議な力が働いていた

月はいつもあなたを照らしている

その月明かりの下で
何かに情熱を燃やすとき
何かに一生懸命になれているとき
何かのために頑張っているとき

不思議な力があなたを包み込んでいる

そのときのあなたはその力を知らないけども
あとで必ず包まれていたことに気づく

なぜならそうして
人生をひたむきに進めてきたことを
振り返ってみたとき

刻々と移り変わっていた”光景”は
自分だけの力で為されていたのではなかった
わかるからだ

 

個を超えるもの

たしかに幸せになろうとして
その達成を目的にしていたかもしれない

だがそれが実現できなかったとしても
その道中には様々な協力や出会いがあった

その道を歩まなければ
決して顔を合わせることのない人たちもいた

はじめて聞く声があり
その人と交わした言葉があり
あなたを運ぶ路線バスがあり
それまでみることのなかった風景をみた

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