相性の良さ

色や形や味や香りには固有の波動あってね

その波動が他の何かの波動と調和するとき
つまり波長が合うとき

いわば音楽でいえばドミソのように
協和音になったとき
私たちは”目に見えない調和”を感じ取る

科学的にいえば
色が振動(波動)であることはよく知られているが
香りを感じさせる物や味を感じさせる食べ物
形として存在しているものなど
それ自体の分子構造もあるから物理的なものは
常に原子や分子レベル振動し続けている

そしてさらに重要なのは色や形や味や香りにしろ
それを知覚している己の脳のリズムと
セットにあるということだ

いろんな味や匂いに対応する
脳内の神経発火のパターンがあり
色や形に対しても視覚野の固有の周波数で発火する

つまり”目に見えない調和”とは
そこに色や形があるけども己の脳も含めて
それらの波動そのものの共鳴を感じているわけだ

そこには宇宙のハーモニーがある

あなた自身や大地の作物や可愛い洋服や
かっこいい車や胸を躍らせる将来の夢や
朝の清々しさや優雅に羽ばたく鳥の姿や

いろんな波動が共鳴しあって
ひとつの音楽が奏でられている

 

1

たとえば私たち何気なく使っている
「似合う」という言葉がある

「その服似合ってるね」とか
「よく似合ってる二人だ」とか

普段からそうして口にするけども
不思議な言葉だろう

いったいどのような基準をもとに
「似合ってる」とあなたは感じたのだろうか

私の家のワンコは淡いブルーやピンクの服が似合うが
ニャンコのほうはそれがまるで似合わず
原色に近い色がよく似合う

知人が連れてきた幼い孫娘は
帽子とコートがよく似合っていた

私は学生の頃に
少し無理をした自分を演じたことがあって
そんなのお前じゃないよと友達に言われたことがある

ワインのマリアージュとは
ワインと料理がお互いに風味を引き立て合う
最良の組み合わせのことだ

寝る前のスマホはメラトニンを抑制するから
睡眠によくないといわれるように
運動や勉強にしろ他の何にしろ
朝にやるべきやり方と
夜にやったほうがいいやり方がある

これらバイオリズムもまた
現在の体と天体の状態が「似合っているかどうか」
という観点でみることができるだろう

 

2

もちろん似合うという表現がある以上
似合わない組み合わせがあるということでもある

むしろ似合わない組み合わせのなかで
似合う組み合わせがあるからこそ
それは神秘的で奇跡めいているのだけども

しかし似合わない組み合わせの世界なんてのは
動物や植物や天体など
自然界には基本的にはありえないんだ

たしかに風に飛ばされた植物の胞子が
その生育に合わない場所に
たまたま流れ着いてしまうことはある

だけどもその芽は
その環境に適応しながら変異していく

それは結局は自然の調和へと収束していく
ということだ

私たち人間もまた
“似合わない環境”のなかで
つまり逆境のなかで適応していくことができる

というより逆境に打ち勝つというのは

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