現実という幻想に気付く手記。日々追加。

物の価値

その物の価値が最大に膨れ上がるのは 手に入れたときと手放すときだ 価値とはあなたの固執 つまり幻想のことである

並んだ写真

あなたは家族や旅先などを撮り続けてきた 扱いに知識のいるカメラだから いつも自分がシャッターを切ってきた 誰かの笑顔や励んでいた物事 見てきた光景が 机の上に並 …

自由意思という視点

自由意思はあるかないか それを論じている時点で エゴが”自由に騒いでいる”ことに 気が付きなさい つまり自由意思とは エゴという制限され …

覗き穴から(後編)

「いまここ」とは何かといえば 時間や場所のことではなく 意識の中心点のことだ そのポイントは常に同じ位置にある どこへ行こうとも どれぐらいの時が過ぎようとも …

覗き穴から(前編)

ついさっきのこと それはもう過ぎ去った ここにはなく どこかに消えていった 水滴が湖に落ちたように 河が海に流れ出たように もうそのカタチは見えない 大きなもの …

自己管理の法(18)

ツールの続きを記していこう Taskuma 時間&ルーチン管理のマスターツール 時間とは空間のことだ つまりタイムマネジメントとは 部屋を整理することと同義であ …

食い込んだビキニ

今この瞬間、今この場所 よく使われる表現だ あらゆる方面で乱発されてきたゆえ 言葉としての力はもう失せている だがこのシンプルなニュアンスだけが 真実の扉を開い …

すべてを見ると裏が見える

手で何かを触れているとき その感触を感触として 受け取るでのはなく 「触れていること」を見るのだ 聞こえていることも見る 嗅いでいることも見る するとあなたの意 …

名のないプール

並べられた遺影を見ている 確かに彼は私の隣に座っていた 料理のちょっとしたコツや テレビで覚えた冗談をよく話していた その横の写真の彼女は 車の助手席に腰掛けて …

自己管理の法(17)

あなたの目の前に広がる無限の空間は あらゆる可能性(タスク)が敷き詰められている いつもそこにいることを人は認識できない 水中で一生を過ごす魚が 水を知らないの …

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