運を味方にする

いま気球に乗っていて
目的地まで行きたいとしよう

だが地図をどんなにみつめていても
風がなければ辿り着くことはできない

カゴのなかでじたばたしても
消耗するだけで進んでくれない

ゆえにまずは風が感じられるまで待つこと

そうして追い風がきたら
それに乗せてもらうわけだ

さて人生がうまくいかずに苦しんでるとき
私たちは地図ばかりをみて
風を感じるのを忘れていることが多い

以前はたしかに地図通りにコトは進んだ

だから今回もその方法でいけるはずだと
あなたは考えているのだけども
ところが同じようにはならないわけだね

どうして以前はうまくいったのか？
もちろん方法も良かったのかもしれない

だが毎回同じ成果を再現できないならば
それはたまたま運が良かったということになるだろう

そうだね、運という文字のとおり
風に運ばれていたんだ

じゃあ結局すべては運任せなのかといえば
それは違う

たしかに風はあなたを超えた力であるから
自在に追い風にすることはできない
そればかりか逆風のときもあるだろう

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