あの人に感謝したいなら

産んでくれた親や
一緒にいてくれるパートナーに
感謝の気持ちが湧いてこないというとき

それは相手に求めているだけで
あなたがなにもしていないからにある

たとえばあなたが
不安や恐怖でいっぱいのなかで
人生を変えるための一歩を踏み出したとしよう

そんなときなんだ
誰かに感謝ができるのはね

脇目も振らずに頑張ってるあなたに
そっと身の回りのことをしてくれたり
応援の言葉をかけてくれたりする

だがその”有難み”は
あとになってから気づくことが多いわけで

だからこそ
そばにいた人がいなくなってしまったとき
私たちは深い後悔をする

つまり
その人がいまここにいるという”奇跡”に
気づくことこそが感謝なのであって

そしてその感謝ができるのは
奇跡として現れているその人に
二重の奇跡を求めることではなく

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