軽やかに生きていきたいなら
殺人事件を題材とした小説で
最初から犯人が知らされている作品が
あったりするね
それは推理小説のように犯人は誰か?
という謎解きではない
むしろその犯人の重たい心理描写が
作品最後まで貫かれている
たとえば衝動的にやってしまったことへの
後悔や苦しみを背負い続ける姿が描かれるが
読者はそこに自らを重ねたりする
もちろん殺人なんてやらないだろうけども
しかし過去になんらかの後ろめたさを抱えて
生きたことがあったなら
それを繰り返さないためのひとつの教訓が
作中の人物の姿から読まれるわけだ
「後ろめたさ」はいろんなところに現れるが
大体は自己保身から生じてくる
たとえば
嘘をついた、誰かを傷つけた、責任から逃げた
自分をよく見せようとした、
本当は謝るべきなのに言い訳した、
自分の立場を守るために誰かを悪者にした、etc..
こうした背後には「自分を守りたい」という
心の動きがある
なによりその自己保身によって
その場では自分を守ったはずなのに
その後ずっとその出来事に支配されるという
逆説的構造にある
魔法使いが自らの唱えた魔法に
囚われているようなそんな様子にある
Notes あるがまま, 不幸をやめる, 充実感, 幸福, 生きる意味, 自然, 自由
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