人と目を合わせることができない
他人と目を合わせることができなくなり、家のなかでも意識してしまい、家族にすら目を合わすことができなくなってしまった。
そんな相談がいくつかきているのでこちらで答えておくよ。
目の前にいるの誰なのか?
まず、なぜ目を合わせることができないのかといえば、それはその相手をみているのではなく、自分の姿をその相手の目のなかに映しているからにある。
もちろん相手の眼球に自分の顔が反射しているという意味ではない。
「自分はこのように思われているだろう」という推測をそこにみているわけで、結局相手が誰であろうと、その人は自我の鏡として利用されているだけにある。
つまり相手を恐れているのではないんだ。
なぜなら「きっとこの人はこんな性格だから」とか「この人には気に入られたい」という相手に対するあなたのなかの印象や欲求だけが、相手に与えられた唯一の意味であり、しかしそれは「相手そのもの」ではない。
あなたは「己の作り出した相手」に対して、自分がどう思われているかを考えているにすぎない。
だからこそ、相手の眼差しに自分の本心を見抜かれているような気分になるわけで、その目はあなたの目なのだから、その直視から目を逸らしたくなるのは当然のことになる。
だから浮気している人や嘘をついてる人が目が泳いでしまう心理と同じだね。
しかしあなたは浮気しているわけでもないし嘘をついてるわけでもないのに、そうなってしまっているわけなんだ。
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そこで有効なトレーニングを入れておくよ。
Notes あるがまま, 世界, 人間関係, 他者, 創造, 存在, 心, 生き方
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