あなたはあなたに守られている

「あの時こうしてればよかった」と
過去を悔やむことがあるだろう

だけども
別の選択をしていた世界などなかったんだよ

あなたは必ずそれを選択していたし
そしてその出来事や
その後の展開は必ず起きていた

これはとても大事なことなので
よく覚えておこう

つまり悔やんでるあなたがここにいる時点で
すべては必然だったわけでね
だから視点を逆向けにする必要がある

「じゃあ自由意志などないの?」
ということではない

むしろその逆で
このことを正しく理解するならば
あなたは人生の悔いから解放され
(因果から解放され)
本当の意味での自由をつかむことができるんだ

 

この世と心

ところで当時のあなたのその”選択”は
「自分ひとり」のものではなかった

自分を取り巻く一切の物事
(人間関係や因縁や環境など)
その全体の動きにおいて
当時の”あなた”の選択は為されていた

それを選択しなければならない状況が
そもそも目の前にあったわけで
また当時の”自分”も
固定的な価値観や考えがこびりついていた

つまり「ひとつの絵」がそこにあったのであり
すべてはその絵の通りに進行したにすぎない

だから「現実は心の反映」と言われるわけだが
それは心がこの世とイコールということなんだ

願っていることが起こるのではなく
起きていることが
心のなかにあるものの現れだということだね

 

人生が変わるということ

さてこの視座にあってこそ
絵を描き変える方法がみえてくる

たとえばあなたが過去を悔いて
「もし同じことがあったら次は違う選択をしよう」
学んだとしよう

しかしその”成果”とは
同じような出来事が到来したときに
あなたが違う考えをもって
それを対処している未来があるのではなく
もっと素晴らしいものとなる

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