幸せホルモン

笑うと幸せホルモンが出るとされる
セロトニンなんかだね

だからいつも笑ってることは大切だが

もちろん辛いことや嫌なことがあるのに
笑ってなんかいられないと言うけども
それも捉え方ひとつだろう

不幸のどん底だったり
ピンチになってるときなど

もう絶対無理だと白旗を上げてみれば
結構笑えてくるかもしれない

この「笑えてくる」というのがポイントで
それは笑おうとして笑ってるのではなく
自然と込み上げてくる笑いにある

その意味で
“自嘲的な笑み”とは異なることに
注意しておこう

たとえば他人の前で自信が持てず
相手に取り入るために
「私ってバカですよね、へへへ」みたいなのは
作った笑いであり
自然の笑いではないからだ

自分ひとりでいるときの自己否定や
マイナス思考による嘲笑いも同じ

つまり自嘲は自分自身への軽蔑であり
結局は他者や動揺させる状況ばかりをみている

しかし白旗を上げてるときの笑いは
ベストを尽くしてる己自身をみている

つまり完全な自分自身を
そこにみているからこその笑いにあるわけで
むしろ清々しさに溢れている

なによりそのときのあなたは
大敗したとはいえ
揺るぎない自信に満ちているだろう

自信とは己や他者や物事が
対等に眺められているときに湧き起こる力であり
等身大の自分自身であるからこそのものにある

もちろん存在そのものは対等とはいえ
“土俵”によって力の差はあるだろう

だがそれがなんだというのか

みんなそれぞれ自らを十全に表現している
ならば