鞄やペンが手からすべり落ちて 大きな音を立ててしまったとき 「ああ、ごめん」と咄嗟に呟いて 優しく触れてやったりする これは幼い頃からの癖みたいなものだが しか …

なにか災難があるんじゃないかと いつも身構えてびくびくしてるのが あなたの人生の大部分かもしれない うまくいってることが 突然だめになったり 想定しなかったトラ …

辛かったことも過ぎてしまえば よい思い出となったり そばにいて当たり前だった人が いなくなったとき その大切さに気づいたりする なんでもなかった日々が 懐かしく …

旅をする人は大体感じることだが たとえば列車に乗って 住んでる街から離れていくだけ いろんな関わりが離れていく 日頃の苦悩はもちろん 数々の誘惑や美しい人たち …

私たちは日頃から 都合の悪いことが起こるたびに 「ああ不幸だ」とつぶやく だがそれは本当の不幸ではない もっとも”不幸”なのは 全文をお …

お店をやってるなど 商売をしている方からの相談を よくもらうのだけども なかでも多いのは どんな商売であれ浮き沈みがあるのは わかっているが 実際に沈んだときは …

夜の帰り道には たくさんの窓に明かりが灯っているが 人恋しいときは それがとても温かく思えたりする そうだね その明かりはただの光じゃない その窓の向こうで 生 …

仕事の帰り道で横たわっていた子猫は 息を引き取る寸前で 長らく付き合いのある獣医に電話をしてみたら 「いますぐ連れてこい」と 「ああわかった、すぐいく」と答えた …

もしアリスのように 体を大きくしたり小さくしたりできたら それは反対に 世界が小さくなったり 大きくなったりするということでもある だからあなたがいまよりもっと …

職場でもご近所さんでもネットでも あなたからみて 悪意に満ちた人がいるとしよう あなたからすればその人は 人間としてまるで正しくないわけで とてもひねくれている …