自由とは眠りから目を覚ますこと

自由は二つの領域がある。というより二段階あるといった方がいいだろう。ひとつは、学ぶことによって広げられる可能性のことだ。知識や技術の習得、言葉の習得。

人間は思考世界「のみ」の存在であるので、こうした習得は非常に重要であるといえる。つまり習得そのものが現実世界にそのまま影響するからだ。

知識や技術はいうまでもなく、あなたの現実世界を拡大する。つまり物理的な活動の幅が広くなるわけだ。より多くの体験、多くの探求、それらによってもたらされる多くの喜びなどを享受するようになる。知識や技術の習得とは、すなわち「行動すること」に尽きる。習得に向かおうと歩いている時点ですでに新しい次元が開いている。

そして言葉の習得も重要だ。なぜなら私たちは、考えるにせよ、思うにせよ、必ず言葉を介するからである。言い換えれば、新しい語彙や新しい言葉づかい、新しい表現方法など、使える言葉の範囲がそのまま人格に直結する。人格に影響するということは、体験している現実世界に影響するということだ。こちらは心的な体験での享受に直結する。

たとえば単なる夕焼けを、美しい夕焼けと置き換えるだけで、その実体験が変わる。あなたは夕焼けをみるのが楽しみになる。人を許せないときと許せるときの違いはなんだろう、それはあなたのなかで読まれる言葉によるものだ。

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