読書の方法

本を読むのに良い工夫はないかと尋ねられることが多いので、私なりに採用している方法を書いておくよ。

本を読むのが辛いという人は、総じて人生に辛さを感じているといえる。

もちろん新しい知恵や知識が絶たれることは、人生を現状のままに閉じ込めてしまうが、それは結果的なものであり、それ以前に「本に向き合う姿勢そのもの」が「人生に取り組んでいく様子そのもの」をアナロジーしているからである。

つまり健常者でありながら「本をうまく読めない」というのは、人生をうまく歩んでいけないということであるわけだ。

「本なんか呑気に読んでいるような奴は、よほど悩みがないか、それか周囲のことに無頓着な性格だからだ」なんて捉えてしまうのは、それはあなたがいつも何かに焦っているからそのように見えているにすぎない。

実際、本一冊すらまともに読めない者が、どうして巨大な人生を見定めることができるのだろう? どういう眼差しで「他者という奥深い謎の存在」を認めることができるのだろうか?

1.

たとえば本を読むのが苦痛な人は、残りの未読のページの束をみて「まだまだ読まなければならない」という圧迫感を感じている。

つまり、視界に飛び込んでくる文字の羅列に「こんなに読まなければならないのか」という苦痛や焦りが生じているわけだ。ページを開くたびに訪れるそれはただの拷問でしかない。

人生と同じだね。「読書が人生そのもの」ということがだんだんみえてきたかな?

まして本以外の「やらなければならないこと」が常に頭を過ぎり、読解どころではなくなってしまう。

だから「どうすれば本に集中できて、そしてどうすれば読んだ内容を十全に活用できるようになるのか」という本への取り組み方自体が、本の内容以前に必要な素養となるわけだ。

それは人生を生きていくこと(恋や交流などの人間関係、仕事を充実やお金のやりくりなど)と何の違いもないのである。

ページを開くたびに苦悶し、そしてまったく頭に入ってこないようでは、つまり目の前の本一冊さえモノにできないようでは、先にも言ったように、人生を自ら創り出していくことはできないということだ。

2.

では実践に入ろう。

いわゆる「読書する方法の本」というものたくさんあるが、私はそれらがどのようなことが書かれているのかはわからない。だから重複するところもあるだろうし、真逆のことを言うかもしれない。あくまで私のやっている方法だけを話しておくよ。

まず大事なのは繰り返し言っているように、読書と人生は同じであるということだ。だから「本の内容」と同じぐらい「本への取り組み方」が重要となる。

愛しい人はもちろん愛しい。だけどもその愛しい人と一緒にいるとき、自分はどう在るべきなのか。それをちゃんと心に据えておかなければ、世界は己の精神を引き裂く災害でしかなくなるのである。

私も長い間、読書が苦手だった。同時にその頃は人生は困難を極めていた。他人の顔色だけで反応し、そして自分がやるべきことは、後ろから追い立てられるようにすべて急かされたものだった。

まさに無理やり読みたくもない本を読んで、そしてまったく頭に入っていないような様子であったといえる。

だからこの観点から逆順にアプローチしていけば、人生を変える読書法というのがみえてくる。

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