生まれてくるあなたが幸せであるように

コロナもあってみんなマスクをしているね
だがそれは”真理”に触れるよい題材でもある

たとえば幼い我が子を連れて
帰路を歩いているとしよう

するとそこの家の主だろうか
マスクをした年老いた爺さんが
じっとあなたの子どもを睨みつけている

あなたもちびっ子も
何もしていないわけでね

その爺さんに何があったのか知らないが
自分の機嫌や好き嫌いだけで
睨みつけるのはおかしいとあなたは憤り
憎悪が沸いてくるわけだ

家に戻ってもその爺さんのことが
頭をよぎり続けるだろうし
近所にあんな人がいることが嫌でたまらない

高齢者の行き過ぎた事件を
“最近よく目にしていたあなた”
そうかあんな人が増えてるんだと

そういえばとっさに睨み返してしまったが
もしかして大事に発展しないだろうかと
そんな不安に怯える

でも「あの爺さんが先に仕掛けてきたからだ」と
ワナワナ震えながら対策を練っているわけだ

 

過去を再生し続けている

ところがもしかしたら
そのマスクの下では
微笑んでいたかもしれないんだ

「いやいや、目や雰囲気で大体わかりますよ」

もちろんそういうだろうけども
だがそれはこれまでの経験則からだろう

あの目つきは威圧的なもの
あの身振りは文句を言いたげなもの

だが目つきも身振りもみんな一様ではない
つまり自然に創られたもので
「同じ形」は何ひとつとして存在しない

逆にいえばそもそも「同じでない」のに
みんなと同じようにしようとするから
人生はぎこちなくなる

幸せはこうでなければならない
美しいはこうでなければならない

そうした己の硬直さ
爺さんにも塗りつけているのであって
その照り返しに自ら苦しんでいる様子にある

 

爺さんは何者なのか

でも爺さんが本当はどうなのか
わからないじゃないか、と言うだろう

そうじゃない
爺さんが笑っているか睨んでいるかは
どちらでもいいんだ

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