すべてがあなたのものとなる

「それ」を知ると人生とは単に変化し
流れているだけとわかるようになる
移動していても自分自身は動いておらず
風景が変化しているようであり
遠くのものもすぐ近くにあり
距離感すらなく
自分と結合しているような感覚になる

自らの肉体も獣を見ているような
肉の塊が蠢いているようなそんな様子だ
肉体の知性を眺めることができるようになる
消化器官の動きや細胞分裂を見るようになる

時間の経過もなくなる

もっと深くなれば
今度は自分が消えてしまう
そもそも自分がどこにいたのか
考えられないほどに忘れてしまう

ただ、なかったのだ
なかったから、ただ在るのだ

言葉で表現できないこの感覚は
不安や恐怖、生きている意味、守るべきものなど
思い起こすことすらなくなってしまう
それら自体が世界であり
己自体だったのだと悟るからだ

金がないから金儲けをしたいという
だが世のすべての金が
あなたのものだったら?
または金など実は存在していないとしたら?
どちらも同じ世界

あなたはすべての金を持っているし
同時に金など世界に存在していない

プールの水中にバケツを沈めたとき
そのバケツは空なのか?
それとも満杯なのか?
愚かなことだ

あなたはプールそのものなのだよ

 

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