人生を気軽に楽しむための秘訣

ある少女がアイドルグループを見て
自分もなりたいと思った
だがそれを目指した時点で
彼女の世界は苦となる

「アイドルグループがいる」
それがすべてなのだ
彼女がそれを知った時点で
すでにそれなのだよ

彼女の世界は彼女そのものだ
世界に出現するすべては彼女

その世界を見ているのは
彼女しかいないのだから

彼女いなければ
世界のすべては存在しない
だが自他という分離が
自らを孤独の檻に閉じ込めるのだ

そこに気付かず彼女は求める
それは自分なのに
憧れのその姿を求める
だから決して得ることはできない

あるのは「求めるだけの世界」だ

仮にアイドルになったとしても
彼女は満たされず求め続けるだろう

彼女は思う
「何かが足りない」

常に足りないのだ
彼女は走り続ける

「まだ到達していない」
いつもそういう思いが過る

あなたがいまそこで
自分として表現されているすべては
気が付いたらそうなっていたものだ

椅子に座って記事を見ているかもしれない
それは気が付いたらそうなっていたのだ

「ええ?でも自分の意思で
椅子に座ってるんだけど」

そう思うだろうが

この記事があなたをそう思わせただけだ
つまりあなたの自発的な起こりなどなく
すべては誘発的なのだ

職業も同じ
「ええ?でも自分で選んだ職業ですよ」

出来事も思考も
あなたが起こしたものではなく
あなたは外部からの影響を
キャッチしてきただけなのだ

ある切っ掛けでそれに興味を持ち
その流れが始まった
あなたが目指すまいがそこにあったのだ
なぜならばあなたはいまそこにいる
いまの立場から過去の
「職業を選んだ自分」を見ている
つまり気が付いたらそうなっていただけ

その流れに乗ってきただけなのだ
途中に試験やら試練やら
いろいろあっただろう

だがそれらに苦闘せずとも
成るようになっていたのだよ

それは出来事を避けられた
ということではない
同じ出来事は起こっていた
だがあなたの心が
それを深刻なものにしていただけなのだ

覚えておきなさい
あなたの意思や行動は何かの誘発であり
あなたの自発ではない

少女が何も目指さず
流れのままアイドルになったとき、
それはアイドルになったということだ

ただ漂うように流れていくことが
人生を気軽に楽しむ
最高の秘訣となる

 

この記事を保存・共有できます。

Notes , , ,

コメント・質疑応答

  関連記事

人生を望みの方向に変えていく方法
人生の儚さを超える
自分を許すと世界は素直になる
自分を立てれば世界が立ってくる
大胆さを備える
これからの時代を生きていく準備(2)
扉の向こうに広がる大地
あなたが主役のパーティ