持つ者、持たざる者

あなたの方がたくさん持っているのに
持っていない人の方が幸せそうに見える
これはよくある傾向だ

「たくさん持っているのに」とは
持たざる者の弁だ
本当の「持つこと」を理解する必要がある
それが幸福なのだよ

たとえば
車でも趣味の何かでもいいし
ずっと行きたかった旅行先でもいい
今夜の楽しい予定でもいい
何かしら達成をしたことを「持った」とする

あなたがそれを達成するまで
多くの感情が湧いていただろう
「すごくいい!」
「もうすぐ届く!」

いいかい
手元に届いていないのに
まだ達成していないのに
次々と湧き起こるその感情
そこで留めておくのだ

手に入れたとき
あなたの中で感情は消える
つまり幸福が終わるのだ
だからまた新しい何かを求める
あなたは
「あれが手に入ったら最高」と
まだ達成していないときに
楽しい感情が怒濤のように起こる
そして手にしたとき
それは終わっている
そしてまた次の‥

もうわかるだろうが
達成が幸福ではないことを理解しなければならない
あなたが幸福感を少しでも長く保ちたいなら
楽しい感情、わくわくする感情は
「いま起こっている」と察知することだ
そして手放しなさい

あなたが本当に得たかったものはそこなのだよ
達成したり手に入れることではないのだ

これを理解すれば
あなたは年中、幸福の中にいられる

仮にあなたが達成を繰り返しても
所有が幸福を生まないことを覚えておきなさい

あなたが何かにワクワクしているならば
未踏に心躍るその感情こそが
至宝だということに気付きなさい

それが無限の豊かさというものだ
そしてあなたが幸福であれば
あなたの世界はいくらでも
幸福の色に変わっていく

心を貧しくしてはならない
心を豊かにしている者が
本当の「持つ者」だ

金持ちは貧乏人が満たされていると思う
貧乏人は金持ちが満たされていると思う

これはどちらも「持たざる者」だ
すべては過程、決して目標地点ではない
つまり「いま」に至福があるのだ

あなたがこれから商売を始めようとか
会社や学校であるプロジェクトを開始しようとか
そのワクワクしている過程を存分に楽しみなさい
「でも‥うまくいかなかったらどうしよう」とか
それは目標地点のことだ
そんなことに意識を向けてはならない
ただ、いまを楽しむのだ
それだけで十分だ

それが「持つ者」だ

 

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