本当の自分を発見する(7)

28.言語セットの構造(現実世界の構造)

言葉を使う能力があること、それによって稼働する「言語というセット」が己の現実を作り出していることをみてきた。

言語=社会」であり、あなたの関わっている社会構造、将来設計や他者とのやりとり、思考の傾向や感情の発動条件、森羅万象やそれら個物への価値観に至るまで、すべては己が備えている言語セットがそのまま写されたものとなる。だから人類の歴史や文化の移り変わりとは、言語の体系の変移そのものであるわけだ。あなたという存在はその変移の過程のなかで現れている。

では現実世界を生み出す素材であり、そして潜在意識に貯蔵されている(というより潜在意識そのものである)「言語のセット」がどのようにできているのかをみていこう。これを理解することで現実を変えることができる。

29.努力をしても同じ世界

まず現実を変えたいというとき、誰もが「問題としている物事のみ」を変えようとする。だがそれは決してうまくいかない。たとえばいじめやパワハラを受けているとして、その現状を変えたいとするとき、いかにして「うまく立ち回るか」と考える。

だが「敵」が想定されている限り、どれだけの反抗や回避をしたところで、それまでと同じ世界にいることに変わりはない。確かに「敵」との関係は変化するだろう。良かれ悪かれね。だが精神エネルギーの疲労が消え去るわけではない。つまり敵によって消耗しているのではなく、己のエネルギーによって相手を生み出し続けているのである。

同様に貧困による苦悩の解決を、その対極にある「金持ち」に向き直したところで、今度は破産や損失といった貧困の手招きに怯えることになる。金持ちにみる「あの余裕」が欲しかったわけだが、たとえ金持ちになったとしても、決してその余裕に満ち足りることはない。いつも焦りや不安、欠乏感に支配され続けることになる。

散財によって心は晴れるが、それは余裕に満ちたのではなく、常在する焦りと不安から目を離しただけにすぎない。すぐにまた同じ苦悩が目の前に現れる。つまり金持ちにみた「あの余裕」とは、貧困を苦悩にしている次元では想像して浮かべることもできない、まったく異質のものなのだ。

この「異なる仕組み」こそが、言語の体系そのものの説明となる。

30.夢が実現するとき

では「敵」を完全に克服した世界とはなんだろう? それは敵を倒すことでもなければ、見つからないようにすることでもない。そうではなく、

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  1. tamatama3 より:
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    • 涅槃の書-自分 より:
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