親しい人が死んだとき この宇宙を隅々まで探しても もうその人はどこにもいないのだと気づく さほど知らない他人についてなら それは当たり前なことに思えるが しかし …

“言葉”はまさにその通りに いつもあなたの目の前にあるけども ところがあなたは言葉について なにも知っていない あなたが知っているのは …

人は生まれてから 幼年期、青年期、熟年期、老年期という感じで 成長の段階を表現したりするけども それはたとえば 季節の変化にも同じように重ねられる 春はまさに芽 …

人生から不幸を払い落とすために まず気づかねばならないのは たとえばあなたは 良い出来事や善い人との出会いを待望し 悪い出来事や悪い人から逃れようとするが 全文 …

スピリチュアルや宗教に関心を持ちはじめたとき 誰でもはじめは その論理的な枠組みの”なか”を探求する その結果として たとえば宗教儀式の …

鞄やペンが手からすべり落ちて 大きな音を立ててしまったとき 「ああ、ごめん」と咄嗟に呟いて 優しく触れてやったりする これは幼い頃からの癖みたいなものだが しか …

日頃起こり得ないはずの “奇妙な偶然”というのは続くものでね だがそうして続いてしまうことで ありもしない黒幕を心に作り出してしまう た …

あなたの資産はお金じゃない 聴いてきた音楽 観てきた映画 誰かと交わした言葉 重いものを持ち上げた疲労感 ドアノブをひねったこと ストーブの暖かさを感じたこと …

他人の心が本当がどうなのかは 絶対に知ることができないし 明日がどうなるのかもわからず なにより目の前の物事でさえ この後どうなるかわからない いいかい 私たち …

旅をする人は大体感じることだが たとえば列車に乗って 住んでる街から離れていくだけ いろんな関わりが離れていく 日頃の苦悩はもちろん 数々の誘惑や美しい人たち …