生命を感じるとどんどん満たされていく

人生がどんどん満たされていく方法がある
そのためにはまず
原因と結果の法則を超えること
これは法則というよりも観念だ
それを捨てる

あなたが満たされているとき
例えば給料日の直後で財布が厚いときや
腹一杯食べたときなど

あなたは求めていない
そこにあるから求めようとしない
望んでいないという状態にある

腹が一杯だからもう食べ物はいらない
満たされたから望まない
そのようにあなたは覚えてきたのだろう

だがそうじゃない

望んでいないから満たされているのだ
望みは同時に欠乏を作り出す

つまり原因と結果とは別個のものではなく
「結果の影」として
原因はいつもそこにあるのだよ

人生に何を望む?
いつもあなたは何かを望んでばかりだ

「今日は何をしようかな」
「面白い情報はないかな」

一日の中で望んでいない状態を徹底的に排除する
だからあなたはいつも何か足りない

給料日ですら手にした瞬間に不足を見る
食べている最中ですら物足りない

あなたが望みを捨てたとき
そこには空白がある
マインドは落ち着かない
そのマインドをよく観察しなさい
あなたが特に解決を急ぐ問題もなく
ただ退屈な状態にあるとするならば
マインドは必死で空白を埋めようとする

「出掛けようかな」
「あいついま何してるのかな」
「明日の準備しておこうかな」

逆に絶望的な状況に陥って
もう八方ふさがり、
すべてを諦めたときに悟ったという話がよくあるが
それは退屈じゃなかったからだ
マインドも弱り切っている
退屈なときの方が望みを捨てるのが難しいだろう
あなたには可能性という栄養が漲っており
マインドも同様にフルパワーで活動するからね
どうであれ活動するマインドを観察しなさい

肌で感じる風
視界に飛び込む木々や花、土
地球が奏でる自然の音
それら身体の外で「いま」起こっているすべて
そして心臓の音、呼吸など
身体の中で「いま」起こっているすべてに
意識を置きなさい

何も望まないあなたが
ありのままに「いま」を見ているとき
そこに足りないものなどないということを悟る

いつだって空気と調和していること
あなたはすべてに包まれていること

雨が降ったら濡れればいい
そんな最高のことはない
濡れているあなたが
“濡れているということ”に何の不足がある?

そこに気付くのだよ

常に「望み」は叶えられており
その中にあなたは包まれているのだ

自然の法、
それは自然の恵みを享受すること
太陽、水、雑踏、コミュニケーション
流れ、動き、気化、

常に望みは叶えられている

あなたとはいつも叶っている”望み”のことであり
あなたとは自然の”恵み”のことであり
それを感じるからこそ
望みは叶っているのだ

つまりそうしていることで
あなたの「生きている」が成立する

いつも満たされていることに気付いて
それを実感することだ
するとさらに満たされていくだろう
なぜなら、あなたは生きているからだよ

「私は生きてるー!!」

全身全霊を感じて叫びなさい
自然は必ず反応を返してくれる

 


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