0時に魔法がとける

「もしこのガラスの指輪がダイヤだったら」
「この軽自動車がベントレーだったら」

あなたはそのように空想する
さらに良いものがあると知れば
心を奪われる

シンデレラは0時になると魔法がとける
そのエレガンスが消えてしまう
この童話が何を意味するのか

ガラスの指輪はダイヤにはならないし
軽自動車はベントレーにはならない
そういう魔法はない

だが覚えておきなさい
あなたのダイヤの指輪はガラスの指輪になり
あなたのベントレーはポンコツの軽になる

物質の価値などそんなものだ
スピリチュアルとして言えば
すべては「等価値」であるのだよ

あなたの世界に生まれた存在たち
そのガラスの指輪がそこにあること
それはあなたにとって
かけがえのない”縁”なのだよ

物質を物質として捉えず
縁として捉えるとき
ガラスの指輪もダイヤも同じとなる

だからあなたが良い物に目を奪われ
それを手にしたところで何も満たされない
実際に得たのは「縁」であるからだ
すでに持っているのだからね
何を揃えたところで同じ

物の価値とはエゴの投影、エゴそのもの

ダイヤもベントレーも正体はエゴだ
つまりあなたの慢心の投影となる
いくらそこに手を伸ばしたところで
何も満たされない

美女もダイヤも高級車も
その正体はあなたなのだ

魔法がとけるとき
そこで悟りなさい
そこには何もなかったのだ
「私」だけがあったのだとね

 


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  1. 普通さん より:

    ナイスタイミングですね。いつもながら。

  2. mmrc7 より:

    美女もダイヤも高級車の正体もあなた(私)だから。
    を、別の文章で教えてください。よろしくお願いいたします。

  3. 涅槃の書-自分 より:

    mmrc7さん

    あらゆる価値はあなたが与えているものだ。そしてその価値にあなたは対応する。そうして現実の世界が起こる。

    ならば世界は誰のものだろう? 宝石商?高級車メーカー? それらを見せつけるための相手がいてこそかな?

    そうではない。あなたが「そう」ならば、それはそうなっているだけなのだよ。

    だがそうした「表面」を払い落としたとき、最後に残るのはすべて同じものだ。ダイヤもガラス玉も中身は同じ。

    それはあなたもそう、自分という表面を退ければ、みんなつながっている。

    生死がなんであるのかのヒントはここにある。つまり「望みのままに生きるため」に私たちは存在しているのだ。それが許されているからこそ生きているのだよ。

    だから固定した反応に支配されないことだ。馴染みの相手と関わるときも、ひと呼吸おいて本当はどのような関係でありたいのかを思い出して、それを選択するといい。

    ならば新しい現実はあなたの歩みの後ろについてくる。

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