世界を自分なりに使っていく

世界というのはあなただけの
道具箱みたいなものだ

つまり「使うこと」に意義がある

哲学や数学といった学問も
電化製品などの文明的なものも
美しいビーチも
新鮮なフルーツの香りも

そしてあえて言っておくけども
人々も動物たちもそうだ
すべてあなたの道具であるといえる

言葉のイメージにとらわれてはならないよ
あなたの世界を創造する掛け替えのない
精霊たちだということだ

間違えてはならないのは
「何かのための道具」ではないということ

「あなたが何かをするための道具である」
ということだ

たとえばハサミは
「何かを切ること」を目的として
そこに存在しているのではない

「あなたが切ることを体験するため」に
それは存在している

あなたがいなければ
ハサミは存在しないからね

それは人々もそう
世界のすべてが
あなたのためにある

 

2.不完全な世界

物も人も体験もなにもない世界
そんな「死という完全さ」から分離して
「生という不完全な世界」にあなたはいる

そしてその不完全さのなかで
完全さを目指している

死を再び目指しているということだ

つまりたくさんの「不完全な体験」が
再び統合していく過程を感じるために
あなたはそこに存在している

統合ってのは消滅のことだ

それはあなたの死であったり
忘却という虚空に
物事が葬られることだったり
不完全な立ち位置にいるあなたからすれば
それは儚いものにみえる

懐かしさとか
思い出だとか

つまり儚くみえる時点で
「完全さ」でさえも
不完全なものとしてしか
受け取れないことを表している

だから不完全で当たり前なのだ

なぜならあなたそのものが
不完全さの象徴であるからだ

誰かと分かり合えない
暮らしがうまくいかない
恋もお金も仕事も
いつもトラブル続き

それでいいのだよ

誰かのせいではないし
社会のせいでもない

あなたはすべてを
「うまくいかない」ようにしか
受け取れないのだ

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